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“灰色の砦” 篠田真由美

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シリーズ第4弾にして 待望の京介と深春が初めて出会い事件へと踏み込んだ
記念の作品

1995年大晦日
深春のアパートで中々来ない京介を待っていた蒼に
深春はどうして京介と知り合ったのか尋ねられ 最初の出会いを語りだす

時は1988年師走
昭和天皇の崩御がささやかれる バブル前夜の東京
W大生1年で19歳の深春は住んでいたアパートが地上げに逢い
急遽新しい引越し先を探して焦っていた
大学の顔見知りに紹介され 訪れた下宿(一応アパートらしい)で
真っ先に出会ったのが京介だった
もちろん初対面で 京介の態度にはムッっとさせられたものの
大家のハジメに気に入られて 即入居を許可され引っ越してくる
深春より1ヶ月早く入居した京介と新入り歓迎会&忘年会を住人に祝ってもらい
段々と打ち解けて下宿に馴染んでゆく中 田舎の実家と揉めて帰る気の無い深春は
冬休みもアルバイトに明け暮れるが 他の住人も正月でも帰省する者は居なかった
新年早々住人の一人の死体が事故とも殺人とも判らない状態でアパートの裏で見つかり
住人全員がアリバイを調べられた結果 大家のハジメが連日任意で取り調べられる
アパートの空気が淀んでいく中 新しく引っ越してきた大学講師の秘書が他殺体で発見され
今度はその講師が容疑者として拘束され 講師の疑いを晴らせと神代教授が登場
講師と知り合いらしい神代は 京介と深春に無理やり探偵紛いの調査を強制する
アパートの住人の中に犯人が居ると推理する京介に
アパート内ではお互い知らぬ振りをしろと命令されるが
色々嗅ぎ回っているうち 命を狙われる事件が勃発
ビビった深春は詳細を語ろうとしない京介を疑い始め疑心暗鬼に駆られるが…

今でこそ事件に対する京介のスタンスは解ってるつもりだが
それでもやはり未だにムカツク事も少なくない訳で
深春も最初はもっと大変だったろうなぁ
その証拠にこの事件後深春は学校を休学して 傷心旅行へ出かけてしまうのだから
そしてやっと帰って来た時には 京介の隣に蒼が居た というオチで終わる
そして遂に! その蒼初登場が次回作で描かれてます 楽しみです
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nightjasmin
Posted bynightjasmin