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“夜の写本師” 乾石智子

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読書が進まないと嘆いてみたものの
何故かムクムクと既読の「若だんな」シリーズや「村田エフェンディ滞土録」を
読みたくなって 引っ張り出して読んでるうちに
去年同時に購入した中古本のまだ読んでない作品をやっと読む気が起きて
その熱が冷めないうちにそれぇ!っと読んでみた
まずは乾石さんのデビュー作から!

魔道師を殺してその魔法を奪って取り込み生きてきた大魔道師アンジスト
恐怖で国を支配し 新たに生まれる魔道師 特に女性の魔道師は粛清され
女性は虐げられて生きていた
月石と黒曜石と真珠の三つを持って産まれたカリュドゥは
その時産婆だった魔女エイリャに引き取られ 魔術を習っていた
そこへ魔道師が魔力の強い子供を捜して表れ
カリュドゥと共に魔術を習っていた少女と育ての親エイリャを殺されてしまう
少年だった事で難を逃れたカリュドゥは命からがら隣国へ辿り着いたが
恨みで闇に心が染まってしまい 復讐を誓って
魔道師とは違う「夜の写本師」として研鑽を重ね 復讐の機会を狙うのだった

写本師とは活版印刷が無い世界では 本を手にする唯一の方法なのだが
本を書き写すのはただの写本師で
それに「夜の」と付くと 術や呪いを短冊に書き記して発動させる魔術師なのだ
何故自分が3つの石を持って産まれてきたのか 
その謎を知って 己の行く道が見えた時 大魔道師との戦いが始まる

大魔道師でも夜の写本師の術は奪えないとか
設定の妙と世界観に惹かれ面白かったです
続きをすぐに読み始めたのだ
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nightjasmin
Posted bynightjasmin