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“幸腹な百貨店”シリーズ①~③ 秋川滝美

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大手に買収された地方の老舗百貨店が舞台の作品です

物語は 以前そのデパート堀内百貨店でバブル期に店長を勤め上げ
本社の事業部長となり堀内がある地域の担当となったバツ1男性高橋伝冶50代
今はどこのデパートも売り上げに苦慮しており
中でも交通の便の悪い堀内は閉店やむなしと言われてもおかしくないくらい悪化していた
仲が良かった同期の女性店員花村瑠依が今も奮闘していて 
閉店だけはなんとか避けたいと策を練ってはいるが 現場の士気も下がり気味で
雰囲気が良くないせいか 余計に客足が遠のいていた
堀内も人気が無いが周りの湊商店街も同様シャッター街化しており
残り少ない営業店もベテランの伝冶からすれば見当違いが目立っていた
そんな商店街では御輿を担ぐ祭りがあるのだが 担ぎ手を集めるにも苦労していて
なんとか祭りを盛り上げようと奮闘していた商店街の若い経営者2人と
ひょんな事から知り合った伝冶は祭りに合わせて
百貨店と商店街を何とか元気に出来ないものかと 周りを巻き込んで進み始める
っとここまでが第1弾

第2弾「デパ地下おにぎり騒動」編は
祭りは大成功を収め売り上げも一時的に上がっただけで 元の静けさに戻った堀内
何か目玉になる商品が必要と社内コンペで出された案から
地下にイートインコーナーを作りたいとなったが 先立つ資金が無い
そこで地元のふるさと再生基金を申請すれば何とかなるとの案が出され喜んだのもつかの間
申請するには周りの商店街の認可も必要で 何件かに反対され暗礁に乗り上げるが…

第3弾「催事場で蕎麦屋吞み」編は
地下と催事で保ってるデパートの地下が何とか立ち直ったら 次は催事だ
すっかり客を奪われた郊外店の大型ショッピングセンターに催事のネタまでことごとく
先取りされ売り上げはボロボロの堀内 
早急に新しいネタを考える必要に迫られ ある社員の企画で堀内の立地(愛知)から
あまり人気の無い蕎麦に特化してみてはどうかとの案に 飛びついた事業部
蕎麦だけでは足りないと 蕎麦屋で日本酒を嗜むブームに乗っかり
各地の無名だが美味しい日本酒を求めて 事業部は営業に出るが…

デパートではないが スーパーとかで商品を仕入れて売るという行為を経験したせいか
この種の物語は大好きである
内容的にも近いものがあった地元の伝説となったデパートを思い出しながら
読んでしまったよ
どこにもそんなデパートがあるんじゃないのかな?
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nightjasmin
Posted bynightjasmin