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“あの家に暮らす四人の女” 三浦しをん

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ずーっと貸し出し中でやっと借りられたのね

読み始めてすぐ 以前読んだ中沢けいさんの「麹町二婆二娘孫一人」を思い出したが
こちらは郊外の善福寺川沿いの一軒家で土地持ちだった先代の土地を切り売りして
贅沢しなければ食べていくのに困らない程度には恵まれてる母娘二人の牧田家だ
母の鶴代は伊勢丹でお買い物するのが趣味の悠々自適の60代
娘の佐知は刺繍作家で色んな媒体から依頼を受けるくらい腕は確かで
普段は自宅で刺繍教室を開いている
その佐知がたまたまハチ公前で人と待ち合わせしてて人違いをしたOL雪乃と仲良くなり
アパートが水難に襲われた雪乃が牧田家に転がり込み
後にヒモ男に付きまとわれていた会社の後輩多恵美を引き入れ4人で共同生活を始めたのだ
あっ 土地の離れに昔から牧田家の世話になってる老人山田が住んでるが
説明が面倒くさいからと二人が転がり込んできた事はまだナイショである
ストーカー化した多恵美の元カレが会社に現れたり
開かずの間だった部屋で雪乃がミイラ化した佐知の父らしき物体を発見したり
泥棒に入られたりとちょっとした事件に見舞われたりするが
女4人の気ままな共同生活はゆるゆると流れる

このままの状態が長くは続かないけど今はそれでいいじゃないと思う佐知は
己もこのまま結婚できないで終わるんだろうなと思ってたが
水難の相がある雪乃のお陰で趣味が合う男と知り合ったり
父の真相を知ったりと風が吹き込んでくるのを感じる
お弁当こさえて花見に行った先で 何故か5年に一度くらいの割合で春に感動するとあって
私も咲いた桜を観ると何故か泣けてしまって仕方ない時があるのだ
気分的な何かがあるんだろうけど 何故だか涙が出て止まらないのだよオバちゃんは
それにしてもホント都内に土地家持ちってのはそれだけで勝組だよね
田舎者にはとっても裏山~
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nightjasmin
Posted bynightjasmin