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“黒武御神火御殿 三島屋変調百物語六之続” 宮部みゆき

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予約してた中の1冊 入荷に気付いた時はすでに3人待ち
当分先かと思ってたらトントン進んで1か月も待たずに番が回ってきた
そしてさっきHPで確認したら後に3人控えてる~ なるべく早く返しますんで~(ペコペコ)

そんな訳で待ち人が控えてなくても早く読みたくてウズウズしてた三島屋百物語第6弾!
前作で目出度く嫁いで三島屋を後にしたおちかの跡を
奉公先での怪我を機に自宅へ戻った次男坊富次郎が無事受け継いで黒白の間の主になりました
語り部を厳選して手配してくれる口入屋の老人灯庵からはお前さんに務まるのかえ?と
嫌味タラタラの扱いを受けるが次男坊の体でのらりくらりと交わしつつ
守り役のお勝 古参の女中おしまと共に主として初めて迎えた客は幼馴染だった「泣きぼくろ」の他 
覚悟を決めていてもいざとなったら抱えるのは難儀するもんだなと思いつつ
語り部を楽にしてやる為なら嘘も吐く富次郎は 
おちかとはまた違った聞き役として頼もしく成長する前半3編の後
表題作の「黒武~」で度量を試される
店に持ち込まれた古着の中からどうしても出自の判らない半天に書かれた謎の言葉に
とうとうおちかが嫁入りした古本屋のお世話になる事に
おちかが嫁ぐ前は足蹴く通っていた店だがおちかに迷惑をかけてはいけないと
三島屋の面々は近付く事を良しとしてこなかったのだ
4か月ぶりに会ったおちかは元気そうですっかり若妻が板についていて安心するが
件の半天の言葉は御禁制のキリシタンの言葉だから関わらない方がいいと諫言される
調べたら持ち主は神隠しにあった事があると聞いて俄然好奇心が頭を擡げる
そこへ無理筋でも急遽話を聞いてくれと口入屋に大金を積んでやって来た語り部が
その半天について驚愕の出来事を騙り始める

前半の3編で4割 残りの6割が「黒武~」の物語となっております
やはりちゃんと百数えるまで物語は続くのですね 
続編が出ると聞いてとても嬉しかったです
おちかの時とはまた違った雰囲気となってますが 
ちょっと砕けて気安い富次郎には富次郎なりの良さがあって面白かった
レヴューで叩かれてて心配だったのですが これはこれで良いのです!
にしても おちかがやっと出て来た時は思わず快哉を叫んだのだったっけ
御免よ富次郎
でもこれからも おちかにも夫の勘一さんにももっと活躍して欲しい
だがそれで富次郎の主役は揺るがないと思ってるから安心せい!
益々続きが楽しみである
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nightjasmin
Posted bynightjasmin