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”貧乏閑だらけ”ジャスミンの読書ブログ

ジョナサン・ストラウド ”バーティミアス”三部作

ジョナサン・ストラウド ”バーティミアス”三部作
”ハリー・ポッター”シリーズが大当たりしてから この手の一応児童向け魔法小説が どんどん翻訳されるようになった 有難いのう
この作品もそんな恩恵を受けた一冊(だよね?) 児童向けといっても 大人な読者にも十分楽しめる作品は多くこれもそう
舞台はイギリス風だが 魔法使いが国の中枢に居座り 一般人は肩身の狭い生活を強いられている世界
魔法使い見習いの主人公は 師匠より格上の魔術師に辱めを受け 復讐するべく ”ジン”のバーティミアスを呼び出す
このバーティミアスが またいい味出してくれるのよねぇ 過去に仕えたエジプトの少年魔術師が忘れられず その姿形で出てくるのがお気に入り
最初は呼び出した主人公に 反発していたが 主人公が成長するにつれて 少年魔術師の面影を見出し お互い忘れられない存在となっていく
ハリーポッターもそうだったが この手の物語って なんでこうも自己犠牲が好きなんだろう?
私には 西洋人はエゴイズムの固まりで 絶対しそうに思えない
だから せめて物語の中だけでは!ってとこでしょうか
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