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貴志祐介 ”新世界より”

貴志祐介”新世界より”
貴志先生の事を知ったのは ”黒い部屋”が映画化された時です
ホラーなんだなーって思っただけで 特に興味は持ちませんでした
去年 初めて今作を図書館で見つけて やっぱホラーなのかなぁ?と
思いつつ借りて読んだら あらまぁ大変 ホラーどころじゃねえってーの!
物語は何所の何時の時代の話なのか分からないまま 
学校で子供達が何かを学んでいるところから始まる
それは超能力の訓練をしているのだと 段々と判ってくるにつれ 
その世界が超能力を持つ者と持たざる者の戦争の果てに 
滅んだ文明の成れの果ての世界だと 知らされる
わずかに残った超能力者だけで作られたコロニーに生活し 情報は操作され
超能力を持たない者 制御出来ない者は秘密裏に粛清されてしまう世界
ひょんな事から 事実を知り得た子供達が 一人また一人と消えていくなか
生き残って成長した少女と少年が世界を守る為に 滅んだ都市に分け入り
残っていた兵器を 取りに行くことになる
いやぁー途中で出てくる 巨大化した昆虫もどきに気が遠くなりつつも(そこだけホラーだ)
一気に読んでしまいました すっ スゴすぎる!圧倒的に面白い!!
図書館の端末ロボットがまたユニークな形をしてて その辺をウロウロしてるって
設定からしてぶっ飛んでるし 超能力を待たない人間がまさかアレだったんだ! とか
謎が解けるにしたがって あーそだったのー?!の連続でした
主人公の二人が大好きだった少年が 力を制御出来なくなって去って行く場面は
号泣でした けどそんな記憶も消されてゆく世界なんです
読後 検索したら SF大作と紹介されてた 確かにSFって括りになるんだろうけど
SFだって決め付けてしまって 読んでない人にいらんイメージを与えてしまい
読む人を限定しちゃうような事はして欲しくない作品です
別にSFに対して悪意は無いし私はキライじゃないけど 苦手な人が多いのも事実なのだ
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nightjasmin
Posted bynightjasmin