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“堆塵館” エドワード・ケアリー

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珍しく洋モノ 新刊コーナーにあったのを何気に手に取った
タイトルに惹かれるにも増して 何だこのイラストは~って気になって借りてみた

サブタイトルにアイアマンガー三部作とあってその第一作目
イギリス生まれの作家で すでに海外では第三部まで出版済みだそうです
で 問題のイラストは作者自身の手によるそうで 本当は画家か俳優になりたかったそうだが
才能が無いと判断して作家になったと云うだけあって ある意味インパクトのあるこの絵も含めて
ユニークというか何というか独特な世界観を作り上げています
アイアマンガー家はロンドン中の塵を集める事で 財を成した風変りな一族
その塵の山の上に塵でもって屋敷を建て 運営する直系一族と一族外と婚姻した者達を下僕として
成り立っており 一族全員が何故か誕生した時に「誕生の品」として何かしらの道具を与えられ
一生肌身離さず持ち続けなければ災難に見舞われるという奇妙な決まり事に縛られている
主人公のクロッド・アイアマンガーはその誕生の品から声が聞こえるという特殊な能力を持っており
しかも誕生の品からは何故か一族とは全く関係のない人の名前が聞こえてくるのだった…

塵の上に立つ塵屋敷の描写がまぁ~想像がつくだろうが 酷いし臭いしで
読んでてくじけそうになるが あまりにも奇想天外なストーリーに引き込まれてしまうのよね
何故誕生の品から人の名前が聞こえてくるのか 謎が解けた瞬間の驚愕と恐怖
そしてどんだけ子供なのよって感じの 馬鹿正直な正論に縛られてる主人公と
間違って屋敷に連れて来られた女の子ルーシーの子供特有の無遠慮な好奇心と万能感には
ちょっと共感しずらくてムカついた だってこの二人15,6なんだもん 子供というにはちょっとね
だが その点を差し引いても面白かったなー
しかもイイところで終わって 第二弾に続く… あーっ早く続きが読みたいっ!
出版社と翻訳者さんの都合次第でしょうか
まさか 続きが出ないとか無いですよね?
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nightjasmin
Posted bynightjasmin