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“誰にも探せない” 大崎 梢

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「埋蔵金」と聞くと真っ先に糸井重里さんのお顔を思い浮かべてしまいます
ですがそれだけです その程度なんですよ
身近にそんな歴史が無かったので あまり親近感というか興味が無いのですが
ある土地に生まれ育った方たちには 好奇心を抑えきれない事であるらしい
それは「徳川」や「武田」の埋蔵金伝説がある土地の人には真実だと思いたいDNAが
脈々と流れているんだろうなと思わせてくれる物語がこの作品です

武田家の埋蔵金伝説が息づく土地で生まれ育った二人の少年伯斗と晶良は
祖母同志が幼馴染で家族ぐるみで仲が良かった
その祖母二人が内緒で隠していた秘密の地図を見つけ 山での宝探しに夢中になっていたのだが
伯斗が突然一方的に終了宣言をしてからは お互いに遠ざかり
伯斗は東京の大学へ 晶良は地元の大学で郷土史研究会に入り細々と埋蔵金の謎を探り続けていた
そこへ突然連絡を取らなくなって久しい伯斗から会いたいと連絡をもらう
今更何の用だと会ってみれば 昔探して見つけた地図に無い村を再び一緒に探してくれという
勝手に辞めたのはそっちのくせにと訝るも 好奇心に抗えない晶良は再び伯斗と山に入るのだが
道々話を聞いてみれば 何だかヤバい事件に巻き込まれてるらしく
巻き込んだくせに深入りするなとばかりに 連絡が取れなくなってしまい慌てるのだった
時を同じくして 山には怪しい風体の連中が現れ始め 事件に巻き込まれたと確信する

大崎さんの蔵書もぼちぼち増えていて どれから読もうか悩んでまずはこれを借りて来た
今のところハズレ無しです 安心して読める大好きな作家さんの一人です
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nightjasmin
Posted bynightjasmin