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“明治・金色キタン” 畠中 恵

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明治・妖モダン」の続編
前回はまだどっちの方向へ転がるのかちと分からなかったが
これでこのシリーズの方向性がはっきりしたかな
同時代の警官モノ若様シリーズとは全然異なるカラーがしっかり出てます
まだまだこの作者さんには驚かされますね

尊王攘夷の志士による廃仏毀釈で貴重な寺社が廃寺に追い込まれた明治時代
銀座のお隣築地に残された甫峠村の甫峠寺の別院跡へと呼び出された滝と原田巡査 
内務省社寺局の神職のお偉いさんの警備だった
そこにはやけに口の軽い多報新聞の記者二人がいて
甫峠寺と村の成り立ちについて細々と語ってくるが どうでも良かった
だがそこへ行きつけの牛鍋屋百木屋の馴染客赤手が現れ
一緒に中を捜索させてくれと言い出しお偉いさんと揉めている間に
別院跡が崩れて滝達は巻き込まれてしまい 赤手だけが行方不明になってしまう
新聞記者に赤手を探してくれと頼まれ お偉いさんの一人阿住の邸宅に保管された
別院跡から持ち出された仏像から赤手を救い出す事に成功する
保管場所や箱にはご丁寧にも護符が貼られており 甫峠寺は祟るのだと聞かされる
その後赤手を始め関係者がことごとく甫峠村の出身で
甫峠寺の祟りに関する事件が次から次へと巻き起こり
滝と原田も否応なしに巻き込まれ 命が幾つあっても足りないよと嘆くのだった

このシリーズは軽さが命のしゃばけシリーズと同じく妖を扱っていますが
しゃばけとは正反対の読み応えがありました
かなりイケてると思います
それにしても山の神お高の女の勘が怖すぎる~
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nightjasmin
Posted bynightjasmin