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村上春樹”夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです”

村上春樹”夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです”
サブタイトル ”村上春樹インタビュー集1997‐2009” 
村上さん本人がまとめたインタビュー集である 
普段私は好きなアーティストであっても滅多に この手のモノは読まない
だって音楽家であればCDやライブ 作家であれば小説を読んだり聴いたり観たりして
自分が自分の物差しで楽しめればそれでいいと思っているから 
書評なども全然アテにしてないし いらないと思うし 何より信用していない
その作品が面白いかどうかは ちゃんとお金を払った人が個人で判断すればいいのだ
(図書館ばかりで金払ってませんが)
若い時は好きなアーティストやアイドルなどについて 一挙手一投足何でも知っていたいし
それがそのアーティストを愛する唯一の手立てだと妄信していて 雑誌のインタビューや
グラビアなど どんな小さな記事でも集めまくってた時代もあったのだけど
今は全然興味が無い それでもこの本を手に取ったのは それだけ村上春樹が興味深くて
謎だったからだ
読んで解ったのは 村上さんも 出してしまった つまり出版して世に出てしまった
作品に関してはもう興味が無いし 出てしまった作品について語ることは邪魔である!と
考えていることでした だから内容に関するインタビューも受けないのだと
私が好きな多くのアーティスト(主にミュージシャン)も同様の発言をしており
ある女性ミュージシャンにおいては 作品(楽曲)は排泄物であるから 出したらもう
どうでも良い!みたいなことを言ってて 妙に納得した覚えがあります
それでもいくつか 作品に関して語っている中で”スプートニクの恋人”を書いてて
”このまま話を終えてしまったらどこにも行かないような気がして 閉じられたまま
終わってしまうのはいけない”と思い悩んでたらスーッと「にんじん」が出てきて
救われた”という部分を読んで 私は大好きなアーティスト佐野元春が大昔のインタビューで
3枚目のアルバム”SOMEDAY"のラストを飾る大曲”Rock & Roll Night"をツアー中だった
地方のスタジオでツアーバンドと一発録りした際 歌詞に ”今夜こそたどり着きたい”
とあったのだが たどり着けないまま終わってしまった感があって 最後にドラムのタムが
一発響くのが あまりにも寂しすぎて悲しくて せめてたどり着けるまでは
その想いを眠らせておこうと ”サンチャイルド”という曲を入れた というような
内容の発言を どうして”Rock~”でアルバムを〆なかったのか?という質問に答えて
いたのを ふいに思い出してしまったんだ(佐野元春風)
なんとなーく佐野さんと村上さんて 私の中では似ているような感じがする
年もそんな違わないし 佐野さんの実家は神田でジャズ喫茶をしてて
一時期はアメリカに住んでたしね ま どーでもいい話ですが
”1Q84”が上梓される直前のインタビューで”60過ぎてから ますます大きな意欲的な
ものを書いて成長していきたい”とあって その後本当に”1Q84”みたいなスンゴイ
作品を出してくれちゃうんだから やっぱ村上春樹って すご過ぎる!
彼は自身を普通のどこにでも居る人間だと謙遜しきりですが 
キッパリ有言実行する様は カッコいいです



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Posted bynightjasmin